CP
みなさんが三軒茶屋キャンパスを卒業後に漕ぎ出す社会という大海原は、急速に発展する技術によって変化する予測不能なVUCA(ブーカ)と呼ばれる時代を迎えています。
VUCA Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ) |
誰にでも当てはまる定まった解のない社会で、豊かな楽しみのある人生を築くことを目標とするのがキャリアデザインです。自分を主人公とする人生という作品を、自分でデザインするのです。
ページ内目次
GROW(成長モデル)
キャリアデザインでは、アスリートのコーチング用のGROWモデルが活用されています。このモデルでは、目標(Goals)の明確化から出発し、現状(Reality)とのギャップと利用可能な資源(Resources)を把握し、目標達成の方策の選択肢(Options)を案出して具体的な行動計画に落とし込み(何時までに、どの順番で、何に取り組むか)、強い意思(Will)で取り組み、その成果を評価し、次のターンに反映させます。
ゴール設定について
ゴール設定は最初に置かれていますが、実は容易な作業ではありません。仮説の構築と検証を反復試行させるプロセスが必要となる複雑な課題です。就職活動の敷居が高いと感じる理由の一つは、他者の敷いたレールの上を走るのではなく、初めて自分で目標を定めなければならないことにあリます。このことは、先輩の就活生の6割が就職活動開始後にやりたい仕事をみつけていることにも表れています。現状から目標に至る経路は四段階に区分できます。
自分ブランドに関する3つの問
キャリアデザインでは「3つの問」への答えを考えることが有益です。第1の問は能カ・才能に関する自己のイメージで「できることできそうなことは何か?」というものです。第2の問は動機・欲求に関する自己のイメージで「何をやりたいか苦しくても頑張れる理由は何か?」というものです。第3の問は、意味・価値に関する自己のイメージで「意味を感じ、役に立っていると感じることは何か?」というものです。
ここから他者に認められる強みという自分ブランドを考えてみましょう。そして、「なりたい」自分(夢)を実現するために、「なるべき」自分(終局)を明らかにし、「なれる」自分(パフォーマンス・ゴール)を目指して、眼前の壁(プロセス・ゴール)をひとつひとつ乗り越えていきます。エントリーシートや面接では、職業生活という旅の目的地だけでなく、その旅の物語を紡ぐ理由や過去・現在・未来の自分を貫く軸(価値観)を論理的に説明することも必要になります。
ここから他者に認められる強みという自分ブランドを考えてみましょう。そして、「なりたい」自分(夢)を実現するために、「なるべき」自分(終局)を明らかにし、「なれる」自分(パフォーマンス・ゴール)を目指して、眼前の壁(プロセス・ゴール)をひとつひとつ乗り越えていきます。エントリーシートや面接では、職業生活という旅の目的地だけでなく、その旅の物語を紡ぐ理由や過去・現在・未来の自分を貫く軸(価値観)を論理的に説明することも必要になります。
就職活動スケジュール
企業や公務員の採用選考のスケジュールは、業界・会社の規模や官公庁・試験区分により異なります。興味のある企業や官公庁の採用スケジュールや試験の内容等をあらかじめ調べ、戦略的に準備を進めましょう。
就職活動が始まり、先に友人が内々定を得ても、志望先や選考ルートが違うのならば焦る必要はありません。早期の内々定ではなく、納得のいく就職先を自分で決めることが大切です。とはいえ採用計画数が充足されれば採用選考は終わりとなります。志望先の選考時期を逃さずに応募しましょう。アルバイトをしている学生は、面接や試験の最盛期にはアルバイトの頻度を抑えましょう。面接・試験会場への交通費やOBOG訪問での飲食費等も早めに準備しておきましょう。
就職活動では時間の管理が大切です。説明会やエントリーシートの締切日だけでなく、会場への移動時間や文書作成に要する時間も考慮しましょう。面接や試験の日程には優先順位を付け、授業と重なる場合は配慮を申し出ましょう。
就職活動が始まり、先に友人が内々定を得ても、志望先や選考ルートが違うのならば焦る必要はありません。早期の内々定ではなく、納得のいく就職先を自分で決めることが大切です。とはいえ採用計画数が充足されれば採用選考は終わりとなります。志望先の選考時期を逃さずに応募しましょう。アルバイトをしている学生は、面接や試験の最盛期にはアルバイトの頻度を抑えましょう。面接・試験会場への交通費やOBOG訪問での飲食費等も早めに準備しておきましょう。
就職活動では時間の管理が大切です。説明会やエントリーシートの締切日だけでなく、会場への移動時間や文書作成に要する時間も考慮しましょう。面接や試験の日程には優先順位を付け、授業と重なる場合は配慮を申し出ましょう。
※政府は企業に対し、学生が学業に専念できるよう学事日程等に十分配慮し、授業との重複を避け学生の個別申し出に十分配慮した対応を要請しています。 ※上の表は予想されていた2023年度のスケジュールです。日程は毎年変更される可能性があリますので、必ず当該年度の企業・官公庁の最新の募集要項を確認してください。 ※企業の新卒採用は多様化が進みつつあり、時々の経済・雇用情勢やライバル企業の動向等で流動的に変化します。アンテナを立てて最新情報を集めましょう。 |
進路別プロセスのフロー
大学は、学校教育法施行規則で「卒業者数」、「進学者数」及び「就職者数」を「進学及び就職等の状況」として公表する必要があります。皆さんの就職支援を適切に行い、また、公表用データを集計するために、就職、進学、自営その他の進路の種類を問わず、全員が「NU就職ナビ」から進路希望登録と進路決定登録を行ってください。
進路希望登録
3年生は必ず「NU就職ナビ」で進路希望を登録してください。「NU就職ナビ」の各機能を利用するためには、学生基本情報の入力とともに進路希望の登録が必要となります。就職活動に必要な教学サポート課で配布される「日本大学指定の履歴書」を受け取るためには、進路希望の登録が必要となります。
進路決定登録
進路が決定した学生は、必ず「NU就職ナビ」で進路決定届を提出してください。また、後輩のために活動報告書の登録をお願いいたします。